「自分が分からない」

「自分が好きになれない」

「切迫感があるけれどどうしていいか分からない」

「誰にも言えない」。。。

私たちの多くが抱えている思いではないでしょうか。カウンセリングはこうした悩みと静かに向き合うスペースです。

メンタルヘルスの診断や目の前の問題を、自分の価値や人格につなげてしまう人が多いですが、私たちは身体や心を超越した存在です。

日本で伝統的に受け継がれる陶芸技術の「金継ぎ」のように、負った傷をもってより深みと美しさを増すのが人間です。人の痛みが分かること、これまで見えなかった真理が理解できること、目の前の壁をプラスに変えられるしなやかな強さを養うこと、などがその例でしょう。

幼い頃受けた不合理な扱いや暴力、幼い頃与えられなかった愛情、傷ついた他愛のない誰かの一言など、私たち一人ひとりがそれぞれにトラウマを抱えています。人により差こそあれ、受けた傷はあくまで傷です。そして、深層心理学者のカール・ユングが唱えたように、そんな影を認識して受け止めることができればできるほど、その対立にある私たちが生まれ持つ光も大きくなります。

カウンセリングは、そうした傷を、抑え込んだり軽視することなく静かに受け止めることで、目の前の今日と明日に向かって足を踏み出す原動力としていきます。過去や起こった出来事は変わりませんが、それをどう捉えるかは私たち次第なのです。

私たち一人ひとりが、人生の金継ぎをしていくことでより良い社会を創造することは可能ではないでしょうか。

 

当サービスでご相談いただける内容:

うつ、不安障害や精神不安、トラウマ、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、社会不適応症、差別による精神障害、身体的・精神的・社会的暴力、依存症、摂食障害、死別などによる喪失感、変化による行き詰まり、人生の目的、超常的体験の探究--など。

 

こちらからお気軽にお問い合わせください。

 

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